【エコ計画がさいコインに出資】デジタル地域通貨を応援

浦和レッズのオフィシャルパートナー(スポンサー)であるエコ計画が、さいたま市と地域企業地元経済団体・企業が出資する「株式会社つなぐ」に出資、経営に参画することとなりました。

詳細については下記のエコ計画公式リリースをご確認ください。

さいたま市のデジタル地域通貨「さいコイン」事業への参画

「株式会社つなぐ」とは

それでは、我らがエコ計画の出資先の「株式会社つなぐ」とは、どういった会社なのでしょうか。

じつは、さいたま市ではデジタル地域通貨「さいコイン」事業を進めており、そのサービスを実際に行うのが地域商社「株式会社つなぐ」になります。

さいたま市が発表している「株式会社つなぐ」との連携概要はコチラから

主な事業としては「産業・経済の振興、地域雇用の創出」、「地域資源の掘り起こし・プロモーション・ブランディング」、「データマーケティングや新サービスの創出、」、「市民サービスの向上及び地域の活性化」となります。

要するにさいたま市内で「さいコイン」色々貢献します!ということですね。

株式会社つなぐに出資している団体はじつに11団体にものぼります。

(さいたま市、株式会社エコ計画、株式会社ジェイコム埼玉・東日本、株式会社JTB、イオンフィナンシャルサービス株式会社、株式会社埼玉りそな銀行、フェリカポケットマーケティング株式会社、株式会社武蔵野銀行、埼玉縣信用金庫、 さいたま商工会議所、いわつきポイントカード事業協同組合が参画しています。)

本プロジェクトに参画している企業の半分は浦和レッズのスポンサー様ですので、近い将来に浦和レッズとの共同プロジェクトもなにかしらたちあがるのではないでしょうか。

さいたま市のデジタル通貨「さいコイン」の目的とは?

さて、その株式会社つなぐの主たるビジネスがデジタル地域通貨さいコインを活用した地域の活性化になりますが、じつは政令指定都市では初の試みとなります。

さいたま市は人口135万人ほどが住んでいるとされており、経済規模としても市内総生産でおよそ3兆5000億円と巨大な自治体です。

さいコインを導入する目的としては経済規模の拡大とそれに伴う雇用になりますが、裏の目的としてはクレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済手数料の市外流出を防ぐことになります。

さいたま市の規模感で地域限定のデジタル通貨がしっかり流通して効果が出れば、それ自体すごいことです。

くわえて、政令指定都市初の試みのため、他の自治体がマネをすることを考えると長期的には日本全体への効果が期待できるといってよいでしょう。

さいコインの使い方

では、実際にさいコインは「いつから・どのように」使えるのでしょうか。

使い方はとても今風で、「さいたま市みんなのアプリ」というスマートフォン向けアプリでキャッシュレス決済という形でさいコインを使用でき、チャージ(入金)の方法は、銀行口座やクレジットカードと紐付けておけば大丈夫。サービスの開始時期は2024年7月31日からスタートする予定となっています。

さらに さいコインとは別に「たまポン」というポイントシステムを導入されます。

たまポンはさいコインをチャージした時やボランティアなど地域貢献活動などで獲得可能になります。サービス開始キャンペーンとして、初回利用時に最大2千円相当のたまポンの付与と、令和6年度中はチャージ額に応じて3%相当のポイント還元を行います。

そのため、ユーザーが使用した場合のポイント還元率がおおきな魅力となります。

また、今後はアプリ経由で様々な市のサービスを受けることができるようになるとのことです。目指せ、市民のプラットフォームってところでしょうか。

さいコイン、たまぽんの加盟店

現時点でさいコイン、たまぽんの加盟店は発表されていませんので、発表され次第追記します。

お店側の導入メリット

今まではユーザー(市民)やさいたま市へのメリットをなどを紹介しましたが、店が導入するメリットはあるのでしょうか。

実はちゃんとあるんです。

クレジットカードやPayPayのようなキャッシュレス決済の決済手数料は一番安くて2.8%程度で、店舗側での負担がそれなりにあったのが現状です。

それに比べてさいコインは決済手数料1.8%で、導入費用や月額固定費などのその他費用については発生いたしません。今後は「さいたま市みんなのアプリ」上でお店のクーポンやキャンペーン情報を発信していくことも可能となります。ただし、広告となるためその場合は費用が発生するかもしれません。

まとめ

「さいたま市みんなのアプリ」のキャッシュレス決済サービスの「さいコイン」はいかがでしたか。

こういったプラットフォーム事業の問題として、ある程度の利用者がいないと「行政」「企業・店舗」「市民」の誰にも得が生まれないため、さいたま市在住の浦和レッズファン・サポーターはアプリをダウンロードしてさいたま市を活性化させていきましょう。

大宮アルディージャ好きの方も今回ばかりはご協力お願いいたします。

以上

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